杭州・紹興行

尊敬する鬼耶魔センセイを江南旅行にお呼びしました。紹興の友人のお見舞いに行きたいとのご希望だったので、一日前に杭州入りして一泊、直行便でお出での夫子を杭州蕭山の空港でお出迎え。紹興で一泊して上海入りしました。イヤァ暑い暑い。しかし、西湖はちょうど荷花が真っ盛りで、それは見事でしたし、更にセンセイのお供で紹興を歩くなんていうのは贅沢もいいとこで、堪能してきました。行きはバス、帰りは列車にしました。明日からは蘇州を中心に、地元の関係を駆使してディープかつ低調の旅に出ます。これは私もお客扱いですからオキラクです。

お勉強

上海大学で第1回目の「文学週」というのが開催されるので、行ってきました。実は老朋友の張[火韋]が来るので会いに行って、彼の地元に遊びに行く相談をしてくるのが主目的。しかし、席がしつらえられていたので、やむなく着席、一所懸命ノートなど取ってお勉強してきました。作家では張クンのほかに、莫言、王安憶、厳歌苓、曹征路が参加(あと二人は後から来るそう)。5時間近くの会議で、さすがに疲れました。イヤァ、食い物が違うのかしらん、エネルギーあるなぁ。道理で莫言なんかやたら長いもの書くわけです。

昆山ドライブ小旅行

王暁明夫婦の車に乗って、昆山の小鎮、千灯と錦渓に行ってきました。千灯は顧炎武の故居と衣冠塚がメインですが、まぁこんなもんかなと。錦渓はよかったですね。観光客は最近じゃみんな周荘の方に行っちゃうらしいですが、今日は猛暑の平日ということもあり、人も少なく、イイ感じでした。夕方、突然の大雨になり、これが止むと空気も新鮮になって、川っぺりの飯屋で黄酒など酌みながら、小鎮の風情を十分味わってきました。

お仕事2

先日の上海大学に続いて、今日は華東師範大学で講義してきました。これでこういうのは終わりにしてもらいたいものです。まぁこちらもほぼ夏休みモードみたいだから、今後は多分ないと思いますが(イヤ、油断はできないな)。大体講義というのは下手なほうで、かの酔っ払いゲロ教授は“おめぇのシラフの話はつまらないぞ~、出てくる前に一杯引っ掛けてこいよ~”とか言ってましたが、さすがに午前中のことでもあり、そこは粛々とやりました(そんな内容でもないか)。そのかわり、終わればもう炸裂モード、昼間なのに茅台酒で乾杯とは、つい二日前まで胃痛で苦しんでた人間の仕業じゃないですな

奔走

昨日は午後から夜にかけて駆け回りました。まず16時に上海財経大学の本校に行って用務(?)、そこから梅嶺南路(金沙江路のあたり)で18時からの宴会に駆けつけ、それを中座して上海に来ていた李輝クンに会うため21時に物華路まで戻りました。上海五ヶ国サミットという首脳会談が開かれるので、交通管制が敷かれていましたが、市街の北を通ったら影響はほとんどなかったです。非常事態にも関わらず、こういう離れ業ができるくらいに交通が便利になりました。

南京旅行

南京に二泊で行ってきました。南京は4度目になるかしらん、名所旧跡はこれまでにほとんど見ているので、今回は宿も夫子廟に取り、じっくり秦淮河の風情など・・・イヤァ、こういう人文景観というのは、ダメですねぇ。自然の景観は季節により趣も違うのですが、歴史や文物を見せるというのは難しいものです。李香君故居なんてインチキ、呉敬梓故居はボロボロの植木置き場、展示室は地元の人間が芝居の稽古で占拠しているし。桃葉渡は今でっち上げている最中、燕子磯はきっと俗化されてないだろうと期待したら、河砂利採取場の只中で、ホコリっぽい、長江もほとんど見えない・・・唯一感心したのは甘家大院という三品官の故居、これはお屋敷としてよく修復保存されていて、立派でした

一段落

派出所からようやく通知が来て、朝一番に行きました。これで臨時戸口の問題も解決、気分も落ち着きました。日用雑貨の買い出しを済ませて帰宅、午前中から冷たいビールなぞグビグビ呷っていたら、暁明クンから晩飯を食いに来るべしと電話。上門送「花」、ホテルで鉢植えなぞお土産に買って行きました。ワン公に久し振りに挨拶して、月末に一緒に行く旅行の相談をしてきました。