フグ

定年を迎えられた同僚の歓送会ということで、フグを食ってきました。トラフグの安売りチェーン店ですから、大したモノじゃありませんが、まぁ珍しいものということで。昔はフグなんて、何が美味いんだかよく分からなかったですが、あの滋味は歳を取らねば味わい切らんという説を聞いたことがあって、そんなもんかなぁと納得してきたです。では今回歳相応に分かったかといえば、ウ~ム微妙。この店、不思議なのは、刺身にせよ鍋にせよ、半分だけ天然モノを供すること。フグそのものを味わい切っていないのに、そのような違いが分かるはずもなし。刺身だと養殖モノの方がやや油っこいような気もしました。さて左の写真ですが、1と2と、どちらが天然モノでしょう?
※左のメディアプレーヤーで提供する5月のオリジナル音楽は「Sundance」です。Enjoy it !

オタマジャクシ

こんなに大量のオタマジャクシを見たのは初めてかもしれません。東キャンパスの変形池に、いま大量発生しています。これが全部ヒキガエルになったら、大変な騒ぎでしょうが、毎年そうなっていないからには何か秘密があるのでしょう。①脚が生えるとどこかに消えていなくなる、②脚が生える頃には、例えば「オタマの唐揚げ」が美味しくなるので、誰かが浚っていって食べちゃう、③共食い含め、段々と淘汰されていく、④ペットショップが採っていく等々、色々考えられますが、まぁしばらく様子を観察したいと思います。ところで、脚って、何時頃生えるんでしょうねぇ?

Junk Lunch

学校が始まると、どうしても昼飯がいい加減になります。昼休みは50分しかないし。行きがけにコンビニで適当に買って来て、これまた適当にワラワラと掻っ込んでオシマイ。食事じゃない、餌です。鰻の梅川なき今、外に出る気力もなくなっています。最近はだいたい毎日学校に出ますが、せめて週一回は御馳走ランチを食いたいものです。

新学期

新学期が始まりました。かつては入試が終ってからのひと月足らずというのは、案外にノンビリできたものですが、馬齢を重ねるにつれ、不相応の仕事も増え、今年はバタバタ、ウカウカしている間に、もう授業が始まりました。予想通り、入学式に桜はやや晩かったような感じでしたが、このキャンパス、その昔設計した人は心ある方だったと見え、4月中旬以降も、各種の桜が時間差をもって開花し、目を愉しませてくれます。そのような中で代表的なもの、これを目当てに写真を撮りに来る人も少なくないのが「鬱金桜」。薄い緑色の花をつけます。これが咲くと、授業も本格化、短いお昼休みにコンビニ飯など掻っ込んで、慌しい毎日です。

桜満開

4月1日、ここ国立でも桜が満開になりました。40年近く前に国立に引っ越してきたとき、誰も今みたいな花見なんかしてなかったけどな。何時頃からだろう、衆人環視の野外で、だらしない格好で寝そべったり、奇声を発したりして、埃だらけになって飲み食いするようになったのは。大学通りからさくら通り(ここは子供の頃はまだ舗装すらされていなかった)にかけては、ラッシュアワーみたいな混雑でした。こういう花見が本当に楽しいんだかどうだか分かりませんが、とにかくどこからか知れず、ワラワラと繰り出してくる善男善女の波に揉まれていると、三好達治じゃないけれど、己の狭量と傲慢が自覚されながら、それでもやはり居心地悪い。それから国立高校前の歩道橋、今じゃ花見の名所になった観あり。鈴なりの見物客で、危うい感じでユラユラ揺れていました。しかし、これを作るときには、ヤレ景観破壊だなんだと、公立小学校の授業でも採り上げられて、組合の活躍分子だったらしい教員が、わけも分からぬ頑是無い子供に反対させようと躍起になってた。最近引っ越してきた「市民」はそんな経緯は知らないんだろうなー。あの時の騒ぎといったら、明×地所のマンションどこの騒ぎじゃなかった。子供心に深く印象を刻んだ「事件」がどうしても思い出されるので、どうもあの上には無心じゃ登れない。そういえば国立って、昔からそーゆーのが沢山いる町だったな。今でもそうなんでしょ?まぁ桜はそんなことも知るはずもなく、今を盛りと咲き誇っております。