上野

藝大の奏楽堂で開かれた音楽会を聴きに、上野に行ってきました。こういう言い方が如何にも村夫子然としてますねぇ
時間が読めずに早く着きすぎたので、駅構内は入谷口の真ん前のアイリッシュ風パブで、先ずはビールなぞ。キルケニーとギネスのハーフ&ハーフ、美味しうございました。おつまみにフィッシュ&チップスというのも型通り。
上野なんて今や場末だと思ってたけど、最近駅構内を整備したとのこと。もっともそこは上野のこと、雰囲気までオシャレとは言えないけど、でも西の郊外とはだいぶん違います。こっちの方の駅なんて、立ち食い蕎麦とコンビニくらいしかないもんな。
奏楽堂はきれいで立派なホールでした。国立大学法人のこういう施設の管理ってどうなってるのかなぁ?入場料収入はどうなるのかなぁ?アァ、藝大のセンセイたちって、寄附金求められても、チャリティーで演奏したり、絵や彫刻を供出すればイイんで、そこはイイなぁとか・・・どうもツマランことに頭が向いてしまいました。
でも上野って遠いわ、やっぱ。千駄木あたりに住んでいれば、今日は展覧会、明日は音楽会と、文化生活も送れるのにな。

春近し

梅が方々で花盛りになっています。東キャンパスの通称“島”の紅梅は、国立でも早く咲く方みたい。
白梅は自宅近く、というか駐車場の真後ろのものを撮りました。いつも排気ガスを浴びせて申し訳ない。
風の強い日で、空が真っ青、白い花の色がとてもよく映えます。
鏑木清方が、梅見などというのは退屈を噛み締めて日を消すようなもの、と言っていたように記憶しますが、今日のように風が強くて、少し気温が低い日には、退屈というより、もう少し寂しいような気分になるものです。ちょっとこのところ体調が思わしくないことも関係あるかもしれませんが。
月が改まると、いよいよ春です。