梅雨空の上海

6月24~29日の間、上海に行って参りました。半年振りでしたが、さすがに空港のセキュリティが厳しかった。到着時には託送荷物受け取りのターンテーブルに犬が現れたし、帰国時には寸での所でZIPPOのライターを没収されかかりました(オイル切れをアッピールしてどうにか免れましたが)。御用の向きは然るべき場所に然るべきレポートが載るはずなので略に従い、その他のどうでもイイようなひと齣のスナップを披露しましょう。上海の空は毎日今にも降るぞと言わんばかり、しかし一日ドシャッと来ただけでした。
今回はCDプレーヤーなぞ持参で、買った端から聴いていましたが、MP3みたいな圧縮ファイルに比べて格段に音はイイなぁ。で、オルタナティヴ・ポップというか、ドリーム・ポップというか、荒涼としたような、懐かしいような音を深夜聴いていたら、“おらぁこんなとこで何してるんだろうなぁ・・・子供の頃はこんなことするオヤジになりたいと思ってたかなぁ?”などと、妙にシミジミした気分になりました。というのも眠くなるまでのこと、翌日は美味を求めて飽くなき探求に奔走するのであった。そう、おらぁ中華料理を食うために生まれてきたんだと、自分に言い聞かせながら。
しかし、蒸し暑い気候の中、上着にネクタイってのは、本当に消耗しました。かてて加えて、向こうでは6月から省エネが徹底され始め、これまでならガンガン冷房効かせていたのに、高めの温度設定のせいでイマイチ涼しくなかったし。そうそう、買い物のポリ袋が有料になってましたね。
そんな最近の上海ですが、オリンピックが終わってからは、結構頻繁に通うことになりそうだなぁ。