台風・梅雨空・夏の花

そろそろ夏休みも近づき、学校関係者はやはり気持ちが晴れてきます(今年はロクに休めそうもないですが)。しかし、天候は晴れどころではない不順続き、季節はずれの大きな台風が来たり、いつまでもジトジトと蒸し暑い梅雨空が続いております。そんな季節の一齣を記録しておきました。東京ももうすぐ梅雨明けかな。ムクゲに百日紅、やはり四季の交替通りに花を咲かせております。

ミュージアムな週末

先週の金曜・土曜と続けてミュージアム見学。金曜に行った小平のガスミュージアムでは、ガスの歴史をお勉強しました。建物自体が昔の出張所(本郷と小岩)を移築したもの。展示を眺めながら、行灯~ロウソク~ガス燈~電燈と、照明の近代化が人間の精神生活に与えた影響って、結構大きいものがあったんじゃないかと、よく考えれば当たり前のようなことに気づいた次第。電燈の普及は大震災後のことだったらしく、するとこの一大革命も、そんなに昔のことじゃなかったんですね。続いて土曜は上野の国立博物館で、碑帖法帖のコレクションを見てきました。写真には撮りにくいものばかりだったので、左の写真には掲げてありません。中国の仏像や陶磁器は、さすがに本家のようには行かず、乏しいコレクションをご大層に見せているという感じを拭えませんが、それでも全体としてはよく吟味してある、立派なもんだと思います。ここも自宅から30分くらいで来られる距離にあれば、もっと頻繁に通うのにな。学生の頃は時々常設展示だけ見に来ました。